ルーン使いの言の葉

ごゆるりと、ゆるゆるなさいませ。

2019年08月21日

飢え渇く戯言

放浪の旅に。
実際に出るメリットとしまして。

様々な知見を。
自身の力で手に入れることができるとか。

自分探しに。
うってつけだからとか。

諸々、思い浮かぶのですが。
それよりも、大特異点とも言えるモノがあるとするならば。

それは。
自分の時間が手に入ること、かと思うのです。

それも、旅しているときには。
際限なく、です。

そんなのは旅をしなくてもできる、と言うかたには。
もしかしたら、放浪の旅に出る必要はないのかもなぁと思うのです。

自身の時間を際限なく確保できると言うのは。
思いの外、幸せなことですから。

放浪とは独り。
独りを味わうための放浪、と思うので。

独りになれると言うのは。
幸せだと、思うのです。

その状態で、わざわざ。
放浪の旅に出かけることは、ないでしょうし。

──それとも。
誰かとともにいることが幸せなことと、考えていらっしゃるのかもしれませんね。

であるならば、放浪の旅はしないほうがよいことと思います。
満たされている状態の人が、やることではないと思いますから。

──で、なんの話かと言いますと。
宛てもなく旅をしたいなぁと。

僕は、満たされていないのでしょうね。
渇いているのでしょうか。

だからこそ、もっと干涸らびたいのでしょう。
滅びたいから?──逆でしょうね。

最初から満腹で。
そのまま一生をお腹いっぱいで終えるかたがいたとして。

そのかたは。
食べ物を「美味しい」と思うことが、できるでしょうか。

逆にずっと飢えていて、それで終わる人は。
食べ物を「美味しい」と思う機会を、得ることができたと言えるでしょうか。

僕の場合は、いったん空っぽにしたくなるのです。
そのほうが──改めて、もしくは初めて──「美味しい」と、思えるでしょうから。

と、言ってみる。
まぁ、我が儘言い放題の戯言もこんな茹だる日には悪くないでしょう。
posted by バロック at 20:00 | Comment(0) | 戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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