ルーン使いの言の葉

ごゆるりと、ゆるゆるなさいませ。

2019年02月16日

不器用な話

最近の話ばかり最近していますが。
やっぱり、最近の話。

手先が不器用なので。
靴紐を結んでもよく解けますし、図画工作の評定は常にパッとしない学生時代を送った僕なのですが。

どうにも。
手先が不器用、と言うレベルから──不本意ながら──知らず識らずのうちに。

脱却してしまっている気が、してきています。
幸か不幸か。

……献血しに出向いたときに。
献血ルームの本棚を物色していたら。

思ったよりも早く、呼ばれてしまって。
漫画本を取り損ねたことが、あったのですよ。

仕方なく、手元に文庫本があったので。
それを持ってベッドに向かいつつ。

普段なら、カテーテルの挿入されているほうの手を譜面台のように固定して。
右手で捲って、読むのですが。

今回は、そうやって読むほうが適当な漫画本よりも。
よりコンパクトな文庫本だったわけでして。

近視であり乱視も入った僕が、固定された腕の先にある文字を追うと言うのも。
拷問のようで嫌だなぁと思いましたし。

毎度、そのような読み方をしていると。
看護師さんがカテーテルの位置を気にしてあたふたしてしまうので←

たまには、安心させたいなぁと。
なぜか上から目線に慈愛の意思を持った僕は。

利き手のみで、捲ることに決めたのでした。
……無理だと思いつつ、ダメ元で。

そうしたら、できるのですよ。
片手だけでページを捲っての、読書が。

僕自身、すごく吃驚してしまいましたよ。
不器用な僕がこんなことできるなんて、と。

思えばここ数ヶ月。
書類を利き手で整えつつ、片方の手でタイピングをしたり。

焙じ茶を飲みながら。
弁当箱をランチョンマットに包んで結んで固定していたりしていたので。

いつの間にこんな芸当ができるようになったのだろう。
なんて以前より思っていなくもなかったのですが。

……いやぁ、不器用だから……なんて言い訳ができなくなったのは。
少し、痛いなぁ……なんて。

まぁ、少なくとも。
片手で読書ができるのは。

寒い日には、役立つんですよね。
片方の手を、温めることができますしおすし←

けっこう、大事なんですよ。
悴むと、できることもできなくなるのですからっ!

……なんて。
あー、兵役を免れる免罪符の如く細々した仕事を断れなくなったのはどうも。

キツイなぁ……んー
これが、学徒出陣する羽目になった人たちの気持ちかと(違)←←←


posted by バロック at 20:00 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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