ルーン使いの言の葉

ごゆるりと、ゆるゆるなさいませ。

2018年01月16日

毒吐く人の独白

街灯が穏やかに照らすような夜道を歩いていると。
静まり返った住宅地に、入ることが多くあります。

家の明かりなんて、付いていなくて。
どこまでも、どこまでも静かで。

この家の中に、どれだけの人がいるんだろう。
なんて考えては思うのはーー蟻の巣、だったりします。

地表にある穴だけでは、どれだけの大きさか分からない蟻の巣には。
きっと夥しい数の蟻がいて、僕が指で穿った瞬間に真っ黒に染め上げるのだろう。

なんて、思っては。
通り過ぎる家々に、認識する世界が戻るのです。

僕がもし、目の前の家に侵入したら。
いったい、どれだけの人が戦闘モードに移行して僕を迎え撃つのだろうかと。

生け捕りにせずに、蟻のように。
僕を節々から嚙み千切るように、悪鬼外道のように貪る鬼は。

僕の知っている、今まで通った住宅のうち。
どこに、いることだろう……と。

思っては、かぶりを振って。
その思考を中断、するのです。

……なぜ、いることを前提にするか?
さぁ、なぜでしょうね。

鬼が恐い、とか言いましても。
結局それは人が想像して創造したモノであり、一番恐いのは人であり。

僕の中では。
鬼と人が、殆ど質的にイコールだから、でしょうか。

僕は、人が異常に恐いと思います。
そして僕は、いちおう人なのです。

そう言った思考をする僕自身が、恐いのは。
言うまでもないことだったかも、しれません。

僕は、もっと僕自身を律し、制御するべきです。
そのためのことは、いくらでもしていきます。

たとえそれで。
僕の天命が、尽きようとも。
posted by バロック at 00:00 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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