ルーン使いの言の葉

ごゆるりと、ゆるゆるなさいませ。

2017年10月06日

勘違いの功罪

僕は少年から青年に移行する時期、不登校に陥っていたのですが。
その時期の高校生クイズと言えば、知力の甲子園時代だったなぁと。

難易度は、その当時の他のクイズ番組と比べてもトップレベルに難しく。
計算能力や歴史的事物について、しかも高校履修内容から逸脱したモノについても知らなければ解けないモノばかり出題されていたんですけども。

そのときの、全国大会に出場している彼らが。
僕には、すごく輝いて見えていたのですよ。

僕の分からないモノを、鮮やかに解いてしまうところや。
出題された当初、苦しい顔をしていた彼らが正解に辿り着いていたときなんかは−−かっこいいなと、思ったモノです。

そして、彼らが口々に言っていたのが。
『志望校は、東京大学です』とか『京都大学に進む予定です』とか『世を変えたいんです』と言うことで。

嗚呼、志の高い……崇高な人達だな。
なんて、思っていたわけなのです。

憧れていました。
そして彼らのような人達が大勢いるところに飛び込むためにはどうすればいいかを考え始めたのです。

僕のいるべき場所は、こんな人達のいる場所なんだって。
意識が高かった不登校児は、こうして大好きだった勉強を再開したのでした。

……ただ、このときにやらかしたなぁってのは。
それなりの学がある人は……知力の甲子園時代の全国大会レベルの知識と教養を身につけているに違いないと、勘違いしたことです。

だって、高校は不登校ないし保健室登校でしたし。
進級できずに留年を繰り返しまくって結局、中退しちゃったので←

ただ、上位の大学ないし難関学部に行く人間ほど世帯主の年収ベースが高いと言うことが何となく分かっていたので。
博物館や美術館に行く機会だって多いはずだし、僕はその時点で負けているとも思ったので。

じゃあ、専門外だからと敬遠していた書籍でさえも読み尽くさなくてはと。
手当たり次第に、乱読し始めたりして←

本当に、みんな早押しクイズが知力の甲子園時代の人と同じレベルでできると。
信じて疑わなかったんですよ−−僕が、クイズ番組を見ながら普通にエアボタンを押していたので←

僕でさえもできているのだから。
僕はこの時点で負けている、と(意識が高いと周囲のレベルに盲目になるのでみんなできると思っていました)←

クイズゲームも、始めたりもしてみたのですよ。
QMAとか……DS版でしたけども。

理系学問とライフスタイルだけ得点源で。
文系学問は圧倒的に知識不足だと感じて−−これはいけない、負けてると思った僕は。

世界史や日本史にも、どっぷりハマっていきました。
……だって上位の大学や難関学部に行く人にとってそれは一般教養レベルだと思ったんですもん()

だからきっと、高校で履修していない内容だって独学でやっているに違いない。
きっと、知ってるか知らないかの違いなんてその程度でしかなくその努力を怠った人が僕の周囲の人達なんだ……なんて、思い込んだんですよね。

そうやって、色々と勘違いしながら。
色々とそれを是正しながら、今に至るのですが。

驚いたモノです。
別に知力の甲子園時代のような知識は、一般教養レベルでもなかったのですから。

塾に講師として来ている医学生と会話しても、僕自身が思うのです−−あれ、常識だと思ってた−−と。
まだ、勘違いだらけなところがあるんだなぁって思っていて。

僕の常識と、周囲の常識はたいてい乖離しているので。
そこをできる限り近付けていくのが、大事なのかなと−−最近は、思っています。

それに、勘違いで集積した知識と思考力は。
色んな場面や、今後活かしていくために必要なところで役に立っているので。

まぁ、嬉しい功罪だったなと。
思ったところで今回の更新は終わります、マル
posted by バロック at 15:18 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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