ルーン使いの言の葉

ごゆるりと、ゆるゆるなさいませ。

2017年01月04日

頰を濡らした日

今回の旅行イベントは。
断片的に書こうと、思い付きました。

通しで書いてしまうと、どうしても。
僕の中で完成してしまって、それ以上でもそれ以下でもなくなってしまう。

そんな気が、してしまって。
つまり、個人的な趣味で−−断片を鏤めよう、なんて思ったのですよ。

イメージとしては。
ゴロゴロと載っかった海鮮丼じゃなく、細かく装飾された散らし寿司みたいな。

そんな、感じです。
……何を言ってるんでしょうねっ!←

なんて。
茶番はここまでに、しまして。

僕、実のところ。
初泣きは、元日に済ませてしまっていたりします。

あれは、京都にて。
清水寺に向かおうとしている、バスの中だったでしょうか。

元日と言う非常に混み合う時期に。
奇跡的に席に着けた、そのときに。

お土産の話に、なったんですよね。
何を買っていこう、と。

あなたは何か買わないのかと訊かれて。
僕は−−知らず識らずのうちに、本音を伝えていたのです。

僕に甲斐性さえあればな、と。
情けないな、と。

他の人相手であれば、建前を話したと思うのです。
格安の夜行バスに乗って帰るから、お土産が壊れちゃうんだ……とか。

僕の両親は毒親だから。
買って帰れば、要求がエスカレートしてしまうんだ……とか。

僕は、演技をすることがもともと得意で。
いくらでもギミックとウィットを利かせられる筈なのに。

大切な人と、話をしてしまうと。
どうしても−−本心が、出てしまうのです。

赤裸々なことを。
穢れたことも、きっと言ってしまう。

泣き言をいくら言って、困らせたか分からないですし。
歳上らしいことを、全くしてやれないことも多いですし。

頼りないですし。
寧ろ、パートナーのほうがしっかりしていますし。

それでも、強がることも粋がることも。
相手には−−例え、必要なときでも−−することが間違いだと、思ってくるのです。

僕にとって、それは。
大事な人を守る行為ではなく−−どうでもいい人を偽る、社交辞令なのです。

そんなことを、したくないのですよ。
……と言いますか、やってもきっとバレますし←←←

なんて。
だから、でしょうか。

言ってみたら、安心してしまって。
肩に寄りかかって、目を瞑ることができたのです。

僕が、誰かの近くで眠るなんて。
そんな無防備なことって、滅多にないのですから。

だからこそ、僕は。
夜行バスの中で、必ず−−睡眠導入剤を飲まないと、いけないのですけども。

それは、別のお話。
そっちにつきましては、事件があったので……別の日に、お話しますね←

さてと。

吃驚したのですけども。
寄りかかって、相手の優しさに触れていたときに。

目頭が、熱くなってきて。
涙が、はらはらと零れ落ちたのです。

慌てて、起きたフリをしては。
片方を向いて、拭ったのですが。

また寄りかかると。
涙が溢れ始めるので、本当に困ってしまいました。

気付かれなければいいな、なんて思いながら。
きっと、気付かれていたんだろうな−−なんて、思っています。

……なんでかって?
ここに書くのが野暮ったいくらいの、パートナーの挙動と−−直感、です←

それにしても。
涙が止まらなかったので、なんと言うか。

素直になりすぎるなぁ、なんて思っては。
僕は−−やはり−−と、姫の偉大さに気付くわけです。

ダメだこりゃ、と。
僕はこの子だけは、裏切れない……と。

去年の春くらいまでは。
こんな存在ができるなんて、思ってもみなかったわけですけども。

悪くない、ですね。
寧ろ−−いい、ですね。

僕にとって、彼女とは。
そのような、存在です。

そのことを再認識した。
初想い、でした。
posted by バロック at 17:54 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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