ルーン使いの言の葉

ごゆるりと、ゆるゆるなさいませ。

2014年11月16日

少し暴露します

本日、父親が誕生日を迎えました。
もうじき還暦の彼ですが、取り敢えずは祝福しましょうか。

ハッピーバースデー。
彼が認めなくても、それを僕は否定します。

だからこその、『ハッピーバースデー』です。
彼が生まれてきてよかった、そう思えるように、願います。

……え、何の宗旨替えか、ですか?
いや、別に鞍替えもどきもそれ自体も、してないですよ。

今でも父親は、不倶戴天の敵ですよ。
恐らく――彼が死んでも、その先も。

僕は彼が行ってきた悪行、ないしこれからの怠惰を認めようとは思いませんし。
いくらだって、憎んで憎みまくって、憎みきってもまた、憎く思うでしょうし。

彼はもう、僕にとっては呪いなんですよ。
彼の一挙手一投足、五感を支配されるだけの暴虐、第六感まで訴える根源的虚無を、僕は。

肯定もできないですし。
否定も、できないんです。

それは、彼の存在否定であり。
そうなれば――僕の存在意義の、無と化すんですよね。

呆れてしまいますが。
我ながら、こんな憎しみのプロセスから導いている途中結果を、認めたくないのは山々、なんですけども。

僕、彼を許せないですから。
子どもとして、親を処理する上で一番苦しい道を選択しましたから――僕はそんな肝っ玉が据わっていないことも覚悟の上で――もっとつらい生き方をしようと、思います。

彼を、憎みに憎んで、それで僕さえも消えてしまうことになろうとも。
僕は――自らの認識する世界全てを、認めます。

肯定もしますし、否定もします。
彼の悪言がちらつこうとも、自らが別の抑止力によって屈しようとも――受け入れます。

自らの所属する世界は、僕の史実から行けば実のところ、1通りしかないんです。
僕に自我同一性を見出している状態が続いている限りは、代替は利かないんですよね。

だから――僕は、自らの人生を歩むだけです。
これからも――だから、そのためにも。

僕がこの世に生まれ落ちた瞬間――極限的には、万物の根源から――それを、祝福するしか、ないのです。
ですから――面と向かっては御免被りますが――心の底から、こう言えます。

ハッピーバースデー、父さん。
もっと長生きしてくれ、僕はあなたに何もしてやれていないから。

――僕は多分、何もしてやれずに父親の生涯を終える結末を、迎えます。
何をしてもまた、それが“普通”になってしまって、別件でそれを超えることができても、またそれが“普通”に格下げされてしまうのは、今に限ったことでは、ないんです。

数年前までは、僕が救われることばかり考えていました。
何でこんなに苦しまなくてはならないのか、何故こんな仕打ちなのか、もうイヤだ――なんてのは、いつも思っていますし。

多分、これからも。
僕に対する呪いとして、一生涯ずっと抱えますし――もしかしたら、あの世にさえもこの呪いを持っていくかも、しれないですね。

ですが、それでいいんです。
この呪いは、僕の代で仕留めます。

だからこそ――僕は、救われなくてもいい。
僕は一度、かけがえのないトコで救われてますから――だから、もういいんです。

僕の認識する世界が、救われてくれればいい。
そうすると、僕が嬉しいですから――なんて、利己主義な考え方も、だんだんと様になってきたでしょう?

僕みたいな罪人は。
シシュフォスの岩と化しても、構わないです。

そのエネルギーで、この世界に貢献できるなら。
僕はもう、言うことがないです。

だからこそ、僕はやっぱり。
必死で、抗わないと。

足掻かないと。
まだまだ、僕は動けます。

憎悪、背徳、暴力、苦痛、殺意――そんなモノの化合物たる、僕なのであれば。
じゃあ、その根源とも言えるそれらを、認めなくては。

やっぱり、心の底から、思います。
ハッピーバースデー、父さん。

あなたは大嫌いですし、いつもあなたのことがちらついて。
その度に吐き気がして、頭がおかしくなりますし、金輪際やめてほしい行動にもあなたは打って出ますが。

狂おしいくらいに、この狂気は。
やっぱり――あなたに――別の形で、お返しします。

こんな、反骨精神でしか動けない僕ですけども――やっぱりあなたを憎むしか、能がない僕ですけども。
これからもあなたを、憎ませてください――そして、あなたをもっと大嫌いにさせてください。

そんなあなたを、僕は認めます。
やっぱり僕は――あなたを、父親として――愛していますよ。

認めたくないですけども。
僕をこうしてこの世にデビューさせてくれたプロデューサーですもん、あなたは。

その責任は、必ず取っていただきますが。
そのときには、僕も何とかしましょう。

だから、父さん。
誕生日おめでとう、これからも息子でいさせてください。

ありがとう。
これからも、よろしく。
posted by バロック at 01:59 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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