ここ最近は、『出身どこですか?』と訊かれることが多いですね。
ここで明言するのは恐らく初めてでしょうが、一応申しておきますと。
僕は秋田生まれの秋田育ちだったりします。
……意外、ですか?
僕はその質問を戴いて答える際、皆さんに驚かれるのですが←
え、秋田なんですか?
訛りも全然ないですし、垢抜けていますよね――ってのが、大抵のお返事だったりするのですが。
……まぁ、秋田生まれの秋田育ちって言っても。
僕、秋田に対してそんなに愛着がなかったりしてですね←
んー、それだとちょいと語弊があるんですけども。
秋田は僕が生まれ育ったトコ――って認識は、きちんとあるんですよ。
ただ、愛着があるかどうかと訊かれれば。
いや、そんなに――が、答えだったりします。
何度でも言いますが、秋田が嫌いなわけではないです。
――嫌いな部分は露呈しまくっていますけども、基本的に嫌いじゃないです。
そりゃあ、教養学で学士号を戴いている僕にとってみれば。
秋田に住んでいる人間があまりにも、知的刺激に乏しいことは、確かですけども。
楽しくなければ、意味がないですからねぇ。
どの業界も、そうだと思いますけども。
で、話は戻るんですけども。
出身は、秋田です。
住むにはちょっと、退屈です。
採りたい検定や国家資格があっても、地元でやらないようなモノが多くて辟易しますし←
食べ物は、美味しいですけども。
それも何か、井の中の蛙大海を知らず――な空気が、結構します(苦笑)。
まぁ、そのあとに続く言葉で。
されど誰よりも空の青さを知る――でしたっけ?
それは一応、ありますけども。
それも何か、色褪せてはくるでしょうし。
比較物がなければ、あの故事成語は成立しないわけでして。
秋田だけではなくて、生まれも育ちも地元ってかたには是非とも、他の都道府県ないし他国に行くことを勧めたいなぁって。
そうでもしなければ、人間として成長できないですし。
もっと言えば、地元の価値でさえも、ぼやけたままで終わってしまいますから。
僕は今年に入って、東京へは4回くらい行ってきてはいますけども。
確かに、東京は片田舎出身の僕にとっては素晴らしいトコですし。
大きな本屋さんがたくさんあったり、出向いてて飽きないトコが多かったり――しますが。
そうですねぇ、敢えて欠点を申し上げるなら。
お金を出さないと時間を潰せないトコが多いですよね。
あと、繁華街では嫌なにおいがしますよね。
――みたいな。
まぁ、どこでもいいトコ悪いトコがあるでしょうから、これ以上は言わないでおきますけども。
そりゃあ、東京は嫌いではないですよ。
好きですね、僕自身は。
ただまぁ、だからと言っても。
東京に住んでみたいか――と訊かれれば、首を横に振りますね。
……こんなことを言ってしまうとイヤミっぽいですけども。
僕って舌がすごく肥えているんですよ。
と言いますか、五感がもともと鋭いですので。
結構、刺激の強すぎるトコはあんまり得意じゃなくて――で。
舌が肥えた状態で、東京に住んでしまうと。
……なんか、食費がバカにならない気がしまして(苦笑)。
ただでさえ、地価とかも高いですのに。
んー……経済環境に於いては貧乏性なのに、心理環境に於いてはリッチですからねぇ←
どうしたものやら、と。
さてと、そろそろ纏めますか。
僕が秋田県人っぽくないのと、どこの出身かがよく分からないのは恐らく。
僕が外向的な上に好奇心の塊だからでしょう、きっと。
根無し草なタイプと言いますか。
居場所が欲しいわりには、ずっと居座ることがニガテ――みたいな。
支配されたくはないし、表現が侵されるなんて許せないですし。
日本に永住するつもりもないですし、世界中を見聞したいと言う野望も潰えていませんし。
もっと、物事を知りたいですし。
もっと、人と言う生き物を知りたいですし。
そのためにできることなら、いくらでもしたいなぁって、思っているんですよね。
だから僕は――出身はどこかと、訊かれてしまうんだと思います。
だって、僕の本性は。
根無し草、ですもん。
――とまぁ、そんなわけでして。
これからも頑張りますか、自由を手にするために。
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