『ルーン使いの言の葉』に於いて。
「僕は生物学的に男性」と言う表現を。
何度か見かけたことが。
あるかもしれません。
とは言いつつも。
もし上記について首肯するかたがいらっしゃったとしたら。
長きに亘り読んでいただけていると言うことなので、何の衒いもなくこう伝えます。
と言うか、伝えさせてください──ありがとうございます。
さて、と。
今から、誰にも話したことのないことを書こうと思っています。
書く機会がなかった、話す機会がなかった、とか。
言い訳はいくらでも量産できるのですが。
実際、情報として発信するには。
ハードルが高かったモノで。
取り敢えず、今やっと。
書き出す気になってきたので。
拙かろうが、やめることなく。
書くことにします──さて、と。
ふぅー……
何で生物学的に≠ニ言うかと言えば。
実際に、付いてますからね。
なので、そうなのだろうと。
自他ともに、明らかでしょう。
あるかないかなんて、見たら分かるので。
ただし、です。
自分のことを男性≠ニ自認することに。
ひどい、抵抗を覚えるのです。
そもそも、性別を意識して生きるのが嫌なんですよね。
なので、僕は自分のことを。
女性≠ニも思っていません。
両性≠セとか無性≠セとかも。
いやぁ、決めなければならないことなのだろうか……と。
生物学的に見たら明らかなことで。
社会学的な性別についても一致若しくは不一致かについて明確にしなくてはならないモノなのでしょうか。
別に、生物学的に決まっていることを否定なんてしませんから。
態と女子トイレや女湯に入ろうとかも思いませんし、今後もしたくありませんが。
僕にとって、(生物学的なモノ以外の)性別とは。
確定したり、他者から確定してもらったりするモノじゃない気がするのですよ。
それについて、『男のくせに』とか『女の子みたい』とか。
『ニューハーフ』とか『男らしい』とか勝手に評価するなよ、と言うのが。
実は、僕の本音なんですよね。
人として付き合う上で相手が男性だとか女性だとか、どうでもいいじゃないか……と。
──と書くと、語弊がありそうですが。
もし仮に恋愛対象と言うのがあるとすれば、それは生物学的には女性なんだろうなぁ≠ニ思っています。
……生物学的男性について?
確定できないですね、経験がないので。
ただ、モノは試しと行おうとは思わないので。
行為に及ぶこと自体はできなくもないが僕が進んで行うことはたぶん≠ネいのだろう……と。
もともと、性的なモノとはなんなのかも分かっていないので。
僕が実際に行為に及ぶかどうかも──正直に答えよ、と言われたところで。
確率的にいつかはあり得ますよね、くらいのことしか言えず。
実際に何もすることなく生涯を終えたとしても不思議ではない気分でして。
なので、安易に『えぇそうですね』とも。
『いやぁないでしょう』とも言えないのですよ。
そこで、そんな馬鹿正直にならなくてもいい、からとか。
くそ真面目にならなくてもいいから、とか言われると。
なんだそれって思うのです。
大事なことだろうって、思うので。
──結論を申しますと。
僕は自身について性自認していない人、と言うことになります。
メールで態と『わたし』と書いても。
今までのように『僕』と書いても、それほど違和感を抱きません。
ただ、周囲から男性か女性かを確定、若しくは前提とした話をされると。
とにかく、苦しくなるのです。
『あなたが勝手に決めるな』と。
僕──わたし──のことは、他でもない僕──わたしが、決める……と。
思うモノですから。
なのに自分の性別は決められないのかって話なんですけどねっ!!←
以上、ちょっとしたカミングアウトでした。
あぁ、気持ちよかった(ぱったり